どうやってIPOに申し込みするのか?

株式投資を行うにあたり、個人投資家が最も取組みやすい方法として、IPOが挙げられます。IPOとは未上場の会社が株式市場へ新規上場することです。

株式を市場で取引する前に、あらかじめある程度の一般投資家に株を購入してもらいます。この募集は、幹事になった証券会社ほか数社に募集株式が割り当てられます。これに応募して抽選に当選すれば、応募価格で株を取得することが出来ます。この段階では、決定された価格で一律に購入しますが、その後、株式が公開されますと、普通に売買が可能となります。

それでは、IPOで取得した株が個人投資家におすすめなのは何故かといいますと、これは株式公開直後は値上がりする確率が非常に高いからです。ですから、IPOで取得した株を公開直後に売れば、かなりの確率で利益を出すことが出来るというわけです。公開直後の最初に市場でつく株価を初値といいますが、初値が公募価格を下回ることは非常にまれです。ただし、これは最初だけの現象で、その後、数日で一気に下落して公募価格を下回るということも多々あります。もちろん、人気化して更に上昇していく可能性もあり得るのですが、こればかりははっきりとは分かりません。ですから、IPOに個人投資家が投資するスタンスとしては、新規上場直後に売却してしまうという事が無難です。

さて、IPOに申込みするには、対象の株式の応募枠を割り当てられた証券会社に口座を持っていなくてはいけません。大手証券会社がほとんどかというとそうではなくて、ネット証券でもIPO株を取り扱っているところは数社あります。ただし、証券会社としても少ない割り当てを分け合う形となりますから、この証券会社なら必ずIPO株を扱っているというところはありません。それぞれのIPOによって取り扱う会社が違いますので、その都度チェックすることが必要です。

期待されるLINEのIPO

今から2年前からLINEの上場は噂されていましたが、いよいよ今年の7月15日にIPOをすることになります。

LINEはスマートフォンを使っている人にとっては欠かせない企業となってきているため、多くの個人投資家の注目を集めそうです。しかし、2年前ほどの成長性がLINEになくなっていることから、大きなフィーバーにはならないとの観測も出ています。

LINEの仮のIPO価格は、6月28日に決まることになっています。しかし、世界の株式市場ではイギリスのEU離脱の決定を受けてショック安となるところが多く、相場は不安定化しています。そうした相場環境から、LINEのIPO価格は予想されているほどは高くならない可能性があります。

しかし、IPO価格が低く設定された方が、いざ上場をした時には株価が上昇傾向になっていくので良いとの見方も出ています。したがって、仮のIPOが低く設定されるようであれば、LINEへの株式投資を考えてみるのも一つの手をなります。

LINEは従来は無料通話アプリを利用したスタンプが、主な収益源となっていました。しかし、近年ではスマートフォンのソーシャルゲームやネット通販など、事業領域を広げてきています。また、現在は日本市場が主な舞台となっていますが、今後は世界市場で活躍していくことを目指しています。

日本で成功したビジネスモデルを海外でも普及されることができれば、LINEはさらに業績を伸ばしていく可能性が高まります。したがって、IPOの抽選に当選をしたら、そのまま売らずに長期保有することも手となってきます。

さらに7月15日のIPO前には関連銘柄が上昇して市場が活性化する可能性もあります。そのため、個人投資家にとっては期待のIPOとして待ち望まれるところです。

こうした新規IPOに関しては、元投資顧問会社の社長さんが書いているブログなども参考になるでしょう。